USEN&U-NEXT GROUPの中のヒト。
さまざまなキャリアや働き方・仕事のやりがい、
多様な価値観や想い・ポリシーやこだわり、
社員やその家族を支える制度や
風土・カルチャーなど、
グループで活躍する人にまつわる
エピソードを発信しています。
USEN&U-NEXT GROUPのヒトを通じて、
USEN&U-NEXT GROUPのイマを、
ぜひご覧ください。
USEN-NEXT GROUPは「時代の進化を加速させる」ために、世の中から必要とされるサービスやイノベーションの創造を目指して様々な取り組みをしています。
今回はその中でも、入社7年目の営業支店長と入社28年目の技術長にインタビュー!USENでは営業が契約した案件の設置工事までを自社で担っています。共に支店を牽引している、世代も職種も異なる2名の社員を紹介します。
PROFILE
木原 大志(Taishi Kihara)
PROFILE
若林 良(Ryo Wakabayashi)
周囲の社員を巻き込む力が、露骨に業績に現れる。一人ではできない仕事だからこそ連携を大切にしている。
――― お二人がUSENに入社された経緯を教えてください。
若林:だいぶ昔の話になりますが、ちょうどバブルが弾けて、一年ちょっと職につかずふらふらしていた時期がありました。そのときに当社の求人情報をたまたま目にして、申し込んだのがきっかけでした。気がついたら、もう28年もここで働いていましたね(笑)
木原:僕が生まれたころにUSENに入社していたんですね!知らなかったです。
――― そのころからずっと、フィールドエンジニア職として働かれていたのでしょうか?
若林:そうです。入社したばかりのころはまだデジタル技術が発達していなかったので、商用BGMの配信をするためにはいくつもの拠点を設ける必要があったんです。社員数も拠点数も今とは比較できないほど多く、都内だと一つの放送所のビルから隣の放送所が見えるぐらい拠点がたくさんありました。最も多かったときで、全国に800以上もの拠点があったんですよ!
今では、デジタル技術で拠点を集約できるようになりましたし、求人広告ひとつとっても紙媒体(チラシなど)ではなく、インターネットの普及にによってオンラインで求人を出せるなど、本当に時代の流れを感じますね。
木原:僕は早期に選考を進めていたUSENから内定をいただけたので、その瞬間、すぐに就職活動を終えました。入社を決断した決め手は、若い管理職の方が多い点と、フランクに話せる社員の方が多いという点で、その環境がすごく自分の性に合っているなと感じました。
「何を売りたいか」や「どのような場所で働きたいか」ということよりも、「どんな人と一緒に仕事をするか」をとにかく重視していました。
――― 若林さんは、自分に合った環境という点でいかがでしょう?
若林:どんどんいろんなことにチャレンジしていくUSEN-NEXT GROUPの社風が、イノベーション好きの技術者として飽きないですし、好きですね。今まで「できなかったこと」が「できる」ようになる。そしてそれに自分が携われると思うとすごくワクワクしますし、そういった環境は自分に合っていると思いますね。
木原:USEN-NEXT GROUPは、社員のチャレンジを後押しする風土があると思います。実際に、20代のうちから管理職を任う経験はなかなかできないことなので、ありがたいです。
また、関係各所との連携が重要な営業職であれば、周りの社員をどれぐらい巻き込めたのかが露骨に業績に現れます。それが頑張るモチベーションにもなりますね。僕自身はすごくイキイキとして働くことができる環境だと思います。
営業職とフィールドエンジニア職。お互いの強みを活かし、補い、支え合って進めていく。
――― お二人が担当している仕事内容を教えてください。
木原:基本的には営業である僕がUSENの取り扱うサービスをお客様にご提案し、申込書や工事の依頼書などを作成します。総務の方を経由して、設置工事をしていただくフィールドエンジニアの方々へお客様の情報が伝わります。
そして、フィールドエンジニアの方々に施工スケジュールを組んでいただき、具体的な工事日が決まっていきます。依頼書だけでは伝わりづらい内容もあるため、営業が施工に立ち会うことも多いです。事前にフィールドエンジニアの方と現場の下見をすることもあります。
若林:お互い役割をちゃんと分かって仕事をしているので、何かトラブルやわからないことがあったときには僕から支店長に声をかけますし、逆に支店長が困ったときには、私も率先して動きますね。
木原:特に営業は施工のことはあまり詳しくないので、フィールドエンジニアの方にいろいろ伺いながら仕事を進めていきます。
新規で開業されるお店の場合、商談させていただく中でPOSレジやスピーカーなどの音響設備の位置を決め、配線方法まで提案する必要があります。やはり技術的に最適な方法に関しては専門知識をもたれている技術職の方々に確認しながら提案をするようにしています。
支店では、こうしたコミュニケーションが不可欠なので、営業と技術、それに総務が同居して業務を進めています。同拠点で連携を取ることができるのは本当にありがたいです!
若林:私たちフィールドエンジニア職は、自分の手で実際に作業をし、回数をこなしながらスキルを培っていく仕事なので、技術的な知識に関する自信はありますが、USENで扱っている最新のサービスについては営業職の方々にいろいろ伺うことも多いです。
営業の方々の知識の幅と吸収のスピードには本当に驚かされます。
――― お二人が一緒に仕事をされるようになって、どれくらいが経ちますか?
若林:一緒に働き始めたのは、木原さんが池袋支店に来てからなので、ちょうど半年ぐらい経ちますね。仕事を通して「いいお店」をたくさん知ってるのに、コロナの影響でまだ歓迎会もできていなくて残念です。
――― 半年とは思えないほど、波長が合っていますね!仕事を通して、お互いどのようなところを尊敬されていますか?
木原:若林さんは身なりも、そして仕事への向き合い方ひとつとっても、お客様とのやりとりはもちろん、他の施工スタッフとのコミュニケーションも、変に干渉しすぎないので、めちゃくちゃスマートな方だなと思います。本当に尊敬する点が多いです。
若林:照れますね。ありがとうございます(笑)
さきほどもお話しましたが、木原さんは、最新のIT商材から損害保険のサービスまで完璧に熟知されていて、お客様に対して的確な説明ができるのが本当にすごいと感じています。
少し前だと、そういった商材知識をもつのは我々フィールドエンジニアの仕事で、仕事で使うPC設定も全部私たちが担当していたのですが、今はもう敵わないなと思うぐらい、知識の習得が早いですし、提案力にも頭が下がりますね。
その人自身が「正直な人間」であるか。それが相手に伝わるかどうかが一番大事。
――― タッグで仕事をするうえで、お互いに意識されていることはありますか?
若林:ひとつはやはり社内でのコミュニケーションをしっかり取ることだと思います。伝えるべきことが伝わっていないと施工の完成度が変わり、最悪の場合お客様からの要望に応えられずに終わってしまう結果もあり得ます。
そのようなことがないように、「すぐに聞いて、すぐに答える」というスピード感を大事にしつつ、丁寧な連携をしていくことが大事だと思いますね。
木原:あとは、お互いの役割をしっかりと理解し合っていることも大事だと感じます。自分の仕事に対して責任をもって取り組むことはもちろん、「お互いがどこまでやるべきなのか」といった役割をちゃんと知ることも仕事の効率や質につながります。
お互いの領分や強みを理解するためにも、やはり日々のコミュニケーションを大事にしています。
若林:そうですね。そういうのはコミュニケーションを通じて、自然とわかるようになっていくと思います。過去、一緒に施工のパートナーを組んでいたフィールドエンジニアとも、コミュニケーションを通じてだんだんと阿吽の呼吸でわかり合えるようになっていきました。
――― 仕事内容も世代も異なるお二人ですが、壁を感じるときがあったりするのでしょうか?
若林・木原:全くないですね(笑)
木原:若林さんはとにかくフランクな方ですし、USEN-NEXT GROUPの社員は年齢関係なく、そのような人が多いと感じています。
若林:私もコミュニケーションにおいて壁を感じるようなことはありません。でも、新入社員の中には高卒の社員もおり、その場合は18歳で入社してきますので私の息子と同い歳なんです。
さすがにその歳だと息子と重ねて見てしまったり……一方的に少し意識しちゃいますね(笑)
――― 木原さんも年代が上となる社員の方をご両親と重ねることはありますか?
木原:もちろん自分の親と同世代の方と一緒に仕事をする機会は多いのですが、両親と重ねるというよりか……レジェンドだと思っていますね(笑)意識するというより、尊敬の意しかないです。
――― コミュニケーションに対して苦手意識をもっている学生もいると思います。そういった方々に是非アドバイスをお願いします!
若林:自然のままでいいと思いますよ。喋りが得意だから良く、寡黙だから良くないという訳でもないと思います。
過去にフィールドエンジニア職の社員で、全然喋らないけどなぜかお客様から指名されるぐらい、すごく気に入られる社員もいました。やはりその人自身が「正直な人間であるか」ということが相手に伝わると思います。背伸びせずに、自然のままが一番いいと思いますね。
木原:よく就職活動を通じて人事の方に「学生のうちにやっておくべきことはなんですか?」と聞くと、「とにかく遊べ!」と言われることがあるじゃないですか。僕それ本当に間違ってないと思うんです。
遊ぶこともそうですし、本を読むことも、どこかに食事に行くことも、とにかく「いろいろな経験をする」ことが大事で。そうすることで、社内でも社外でも使えるような話の引き出しが増えますし、話に奥深さが出ると思うんです。
たくさんの経験から引き出しを作り、人間として深みがでるとコミュニケーションの幅もぐっと広がると思います!
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