小さいころからの夢が原動力!超・アグレッシブ就活を乗り越えたバックエンドエンジニアが挑む、完全リモートワークという働き方。

USEN-NEXT GROUPは「時代の変化を加速させる」ために、世の中から必要とされるサービスやイノベーションの創造を目指して様々な取り組みをしています。2021年3月の時点で23の事業会社を抱え、BGM配信のUSENや映像配信のU-NEXTを始めとした、多様なサービスを展開しています。

今回は、USEN Mediaで1年目から『ヒトサラ』『SAVOR JAPAN』などのWEB開発に携わり、バックエンドエンジニアとして活躍されている社員をご紹介します。

PROFILE

土井 直哉(Naoya Doi)

株式会社 USEN Media
メディアプロダクト システム
2020年4月 新卒入社

――― 現在の仕事内容について教えてください。

自社ページ『ヒトサラ』の問題点の改善や、新規機能の追加をしています。また、データベースの裏側を改修したり、まっさらな状態からWEBツールの開発を行うような「バックエンドエンジニア」として働いています。

主には、依頼を受けてからプログラムにおける問題を調査し、改修作業を行います。最後に正常に動くかどうかの動作確認をするような流れですね。

実は、小学生の頃からWEBページを作ったり、プログラムを組んだりすることを遊び感覚でやっていて、ずっとWEB開発に携わる仕事がしたいと思っていました。

今は興味があることを仕事にすることができて、周りの先輩にも尊敬できる方がたくさんいらっしゃるので、毎日エネルギッシュに働くことができています。

――― 小さい頃からプログラミングに興味があったのですね!何かきっかけがあったのでしょうか?

両親がプログラミングの仕事をしていたとかではなく、私の友人の影響が大きかったです。

その友人は、自分で非公式のアプリを作成して、配信やサービス提供までをすべて1人で行っていました。その様子をそばで見ていて、とてもわくわくしたんです。

自分で作り上げたものが世の中に広まっていくことを「おもしろそう」と思い、興味を抱いたのがきっかけですね。友人に教わりながら、私もコミュニティーサイトの作成からサービスの提供までを見よう見まねでしてみたんです。

「本当に自分の作ったものが利用されるのか」「せっかく作ったのだから、たくさんの人が利用してくれると嬉しいな」など、不安半分・期待半分の気持ちでした。そんな気持ちとは裏腹に、サービスを利用してくれるユーザー数がおもしろいくらいに増えていったんです!その時の感動は今でも覚えていますね。

この感動が忘れられなくて、将来的にもっと多くのユーザーに利用してもらえるようなサービスの提供がしたい!と思ったんです。

――― その時の想いを就職活動の軸にしていたのですね。

そうですね。「自分のサービスを提供したい!」という想いがあったのはもちろんですが、「WEB開発に携わる仕事をしながら社会で活躍したい!」という強い想いもあり、情報・IT系の企業を中心に就職活動を進めていました。

自分の出身は京都なんですが、はじめから東京の企業に就職をしたいと考えていたので、就職活動のピークだった3月から4月は実家に帰らず東京のネットカフェに泊まり込みで過ごしていました(笑)

インターンを受けたり、一日に3~4社の説明会や選考を受けてネットカフェに帰る。そんな生活をしていました。

小学生の頃からの強い想いのおかげで、ネットカフェを利用した泊まり込みの就職活動も辛いと思わず、最後までモチベーション高く過ごすことができました。

――― 数あるIT・情報系の会社の中からUSEN-NEXT GROUPを選んだ決め手を教えてください。

就職活動を通して、IT系の会社はどの企業の説明会や選考を受けても、良くも悪くも「堅い」という印象を常に受けていたんです。ですが、『ヒトサラ』を運営しているUSEN-NEXT GROUPは、就職活動をしている中で一番に印象が良かったです。

事業や採用においての革新的な取り組みや、多種多様な働き方に惹かれました。また、選考を受けていくうちに若手社員が多く活躍しているグループ企業だということも知れたので、「この会社なら自分も若いうちから活躍することができそう!」と思って入社を決めました。

――― 実際に働いてみてギャップはありましたか?

ギャップというギャップはなく、第一印象どおりの会社でした。ポジティブな意味で「新卒だから」というフィルターがなく、研修が終わると小さなものから大きなものまで様々な仕事を任せてもらえました。

研修内容も濃く、これまで自己流で行っていたプログラミングの基礎を改めて学び直すことができたり、同期と一緒に勉強会を開いたりと、研修からとても有意義な時間となりました。

私自身、世の中のエンジニア職の方々に対して、「口数が少なく高圧的、ちょっと怖そう」というネガティブイメージがあったんですが、一緒に業務を行っているエンジニアの皆さんはとても優しく、わからないことがあればとことん教えてくれるので、とてもいい環境で働けていると思っています。

ただ、コロナ禍の影響で5月からリモートワークとなったことは、予想していなかった社会人生活となってしまいましたね。

つながりがないなら、自分で作りにいく。リモートワークだからこそ気づけた、新しい可能性。

――― コロナ禍の影響によって、完全リモートワークとなったときはどう思いましたか?

真っ先に不安に感じたのが、先輩とのつながりが作りづらくなってしまうのではという点でした。業務を進める上で大切になってくることが「信頼関係」だと思っていたので、ただでさえ新卒で周りとの関係が作れていないのに、完全にリモートワークの指示をされてしまったので……どうしようかと悩みました。

ただ、その頃は「完全リモートワーク」というのはあくまで会社として推奨しますという時期だったので、先輩方との繋がりを作るためにも上長の方に相談して、6月からは週に1日程度を出社日とし、オフィスにいる先輩社員全員とコミュニケーションを取るように意識していました。

そのおかげか、チームのメンバーだけでなく多くの先輩社員とつながりを作ることができました。

今では、先輩がプライベートであったほっこりするようなエピソードを共有してもらえたり、出社する日をチームで合わせてランチに行く約束をするなど、不安に感じていたのが嘘のように皆さんと仲良くなることができました。

今では、研修が終わった直後とは比べ物にならないくらい、先輩方とのコミュニケーションを密に取ることができるようになっているので、業務がはかどるようになりました!

――― リモートワークをする際の環境について教えてください。

キーボードとモニターは新しく購入しました。オンラインでのミーティングも週に何回かあるのでマイクも作業台の上に置いておくようにしています。

仕事をする環境は大切だと思っているので、自分が一番過ごしやすいような環境づくりを心がけています。

――― 現在の一日のスケジュールを教えてください。

フレックスタイムではありますが、私の場合は10時から業務を開始したいので、それまでに頑張って起きています(笑)

本格的にプログラミング作業に取り掛かる前に、メールチェックやシステム管理の確認、タスクチェックをしています。

終了時刻の目標を18時にしているので、それまでにタスクを消化するようにしています。長い時間業務をすることが必ずしも効率的ではないと思っているので、タスクが消化しきれない場合でも18時を過ぎたら切り上げるようにしています。

(WEB掲載されている)文字の場所を変更するくらいだと一日に何件もこなすことができるんですが、新しいページの作成や、新規で何か表示させるとなると、1から情報を送る処理が必要となるので一日では到底終わらないですね。

――― タスクが消化しきれないときはどんな工夫をされていますか?

どうしても解決しないときは、先輩社員の皆さんを巻き込んで意見をいただいたり、一緒に作業してもらって問題解決するようにしています。

私が所属しているチームは、週1回必ずミーティングがあります。その時間に相談事項があればしますし、その時間以外でもわからないことや困ったことがあればすぐに先輩社員に相談するようにしています。

あとは、家だと「何時まででも仕事を続けることができてしまう」という点がリモートワークの良いところでもあり、悪いところでもあると思います。自分の場合は考え込むと止まらなくなってしまうので、そんな時は無理矢理寝て、仕事を切り上げるようにしています。

ダラダラと夜遅くまで仕事をすることが良いことではないので、メリハリをもって時間内に終わらせることができるように集中して作業に取り組んでいます。

――― バックエンドエンジニアの魅力について教えてください。

「知識がない初心者の方でも挑戦しやすいところ」ですかね。

バックエンドエンジニアの仕事は、プロジェクトの立ち上げからリリースまでを担うような大きな仕事から、文字や表示の追加を行う小さな仕事まで様々な業務があります。

どんな人でも挑戦することができますし、経験できた仕事の数が多ければ多いほど知識も自信もつくと思います。過ごした年数がものを言うのではなく、努力次第でいくらでも実力を伸ばせるところも魅力の1つだと思います。

また、自分の作ったサービスが目に見えて存在しているので、両親や友達のような周りの人に実績をアピールしやすいところもおすすめです。

――― 最後に土井さん自身の、将来の目標や展望について教えてください。

まずは、バックエンジニアとして一人前になることです。

そのために必要なことは、業務でより多くの知識や経験を身につけることが大前提で、それ以外の時間に「どれだけ努力することができたか」にかかっていると思っています。

なので、土日は個人的に購入した技術書を読み込んで勉強するようにしています。あとは、社内の素晴らしいエンジニアの皆さんを追いかけ、1つでも多くのことを盗めるようにと思っています。貪欲さを忘れずにいつまでも挑戦する気持ちで業務に取り掛かりたいですね。

いずれは小学生の頃からの夢を叶えたいです!自分でサービスをまっさらな状態から作り上げ、世の中に提供する。

問題をその都度改修しながらサービスを少しずつ良いものに育て上げ、広め、1人でも多くのユーザーに利用してもらうことが夢です。

夢を夢で終わらせるのではなく、実現することができるように頑張りたいですね!

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